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はじめて作った発電所 ― 技術と経験の原点(228kW/長野県)



太陽光との出会い(2010年)



私が太陽光発電に関わり始めたのは、2010年のこと。


当時はまだ再生可能エネルギーが今ほど普及していなかった時期で、


現場での経験を積みながら、仕組みや技術を少しずつ学んでいきました。



この頃の経験が、「自分でも発電所をつくりたい」という想いにつながっていきました。





はじめての自社プロジェクト(2013年〜2014年)



2013年、ついに初めて自分が中心となって発電所をつくる計画をスタート。


場所は長野県茅野市。


土地の選定から設計、申請、資材の手配まで、ゼロからの挑戦でした。



とはいえ、当時はまだ知識も経験も十分ではありません。


そこで多くの協力企業や施工会社の力を借りながら、


試行錯誤を重ねて完成までたどり着きました。





完成と運転開始(2014年10月)



2014年10月、総パネル容量228kWの発電所がついに完成。


これが、現在の「株式会社コーセンテック」の発電事業の原点です。



造成・架台設置・電気工事まで、


協力してくださった多くの方々の支えによって形になった現場でした。


完成の瞬間、パネルが太陽を受けて初めて発電したときの感動は、今でも忘れられません。





技術へのこだわりと設備構成



初めての発電所ながら、設計段階から「長く安定して発電できる現場」を目指していました。


 • マルチストリング方式のパワーコンディショナ(変換効率96%)を採用し、


ストリング間の電気的な干渉を抑えることで、影や一部のパネル故障が発生しても全体の発電低下を最小限に抑える設計としました。


 • RS485通信による遠隔監視システムを導入。


パワコン単位での発電量・電圧・エラー情報をリアルタイムに把握できるようにしました。


 • 日射計・パネル温度計を設置し、発電量の変化を環境データと照合可能に。


 • 監視カメラを導入し、発電所全体の安全管理と稼働状況を常時確認。


 • スクリュー杭基礎を採用し、施工性と耐久性を両立。


当時はまだ一般的ではありませんでしたが、地盤に負担をかけず強度を確保できる構造として選びました。



これらの仕組みにより、現場の発電データをすべて「見える化」することができ、


発電効率の分析や早期の異常検知に役立ちました。





この経験から学んだこと



この1号発電所の経験を通じて学んだのは、


「発電所は建てて終わりではなく、そこからが本当のスタートである」ということ。



この現場がきっかけとなり、


その後は自社で発電所を開発・運用・メンテナンスまで一貫管理する体制を築きました。



今でもこの発電所は、私たちの“技術と理念の原点”として稼働を続けています。



 
 
 

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