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❄️ 2014年の大雪が教えてくれたこと ―「強い発電所」をつくるという意識

かつてない大雪



2014年2月、山梨県を中心に過去に例のない大雪が降りました。


山梨県の甲府盆地は雪量が50㎝以下の地域が多く、住宅や


カーポートなどの建築物の垂直積雪量の基準も50㎝設計が多いエリアです。


そんな雪の少ない地域で、わずか一夜で積雪100cmを超え、各地で建物やカーポート、


そして建設されたばかりの太陽光発電所が次々と崩壊しました。



当時、私はちょうど1号発電所の計画を進めている最中でした。


計画段階でのこの出来事は、強く印象に残っています。





「基準を満たしていても壊れる」という現実



太陽光発電所の架台や基礎は、JISに基づき、


地域ごとの「垂直積雪量(設計用の雪の重さ)」を基準に強度計算して設計されます。



しかし、この大雪では、その基準を満たした発電所でさえ倒壊しました。


自然の力の前では、人が想定していた「基準」がいかに限られたものであるかを痛感しました。





自然に学び、設計を変える



この経験を通して強く感じたのは、


「発電所は一度建てたら簡単にやり直せない」という現実です。



だからこそ、最初の設計と開発の段階で、自然災害を見据えた構造設計をすることが何より重要。


強度・耐久性・積雪対策を高め、長期的に安心して稼働できる発電所をつくることが、


今の私たちの発電所づくりの基本方針となりました。





あの経験が今につながっている



この2014年の大雪をきっかけに、


「雪に強い発電所」「自然に負けない設計」を意識するようになり、


その後のすべての発電所で、構造・部材選定・架台強度に徹底してこだわるようになりました。



自然は時に厳しく、想定を超えることもあります。


だからこそ私たちは、**「基準を超えて守る設計」**を意識しながら、


長く安心して発電を続けられる現場づくりに取り組んでいます。

 
 
 

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